死ぬまでの日記。

写真を撮ったり物書きをしている居候です

2024.4.12

本を読んでいたら1日が終わった。

僕は本を読むほうだと思うが、果たして本が好きなのかどうか分からない。本を読んで知識を得たり他人を知った気になったりして、さも自身が成長したように感じている。あくまでもそれらは「本の力」であって自身の力ではないのに。

僕がたまにふらっと遠くへ行くのは、本を読むだけではアウトプット出来ないからだ。本を読むだけでは自分の経験にならないからだ。

『書を捨てよ、町へ出よう。』

ジッドの有名な言葉であるが、そうだと思う。沢山の本を読むのも時間を費やすのも結構なことだが、僕自身が動かなければ。僕自身が景色を見なければ。僕自身が、僕自身の世界を生きなければ。

それがどんな終わり方だとしても。